インタビューということで、
今回は私・福尾が印象に残っているお取引について、
少しだけお話しさせていただきます。

日々いろんな出会いがありますが、
その中でも「この仕事をしていて本当によかった」
と心から思えた出来事です。

ある日、当社をラジオで知ってくださった方から、
「姉が工場を所有している」とご相談をいただいたのがきっかけでした。

所有者様のご主人は、長年金属加工の工場を営んでこられた方で、
その工場跡地には、ご家族の思い出がたくさん詰まっていたそうです。

購入されたのは、木材工場として使いたいという買主様。
「この建物をそのまま活かしたい」という強い想いがあり、
それが所有者様にも伝わりました。

「解体されることなく、建物が新しい役割を持って生き続けることに感謝しています」
と、とても喜んでいただけたことを覚えています。

所有者様は電話でのやりとりが難しく、
私は何度もご自宅を訪問し、丁寧にお話を伺いながら手続きを進めました。

お引き渡しの際に
「本当にありがとう」
と涙ながらに言っていただいた瞬間は、
私にとって何よりの報酬でした。

「お客様に感謝していただける仕事を」
これは弊社代表がいつも言っている言葉ですが、
この取引を通じて、自分自身がその想いを実践できたと感じています。

これからも、ただ「売る・買う」ではなく、
「心を通わせる不動産取引」を大切に、
一人ひとりのお客様に寄り添ったご提案をしていきたいと思っています。

最後に、私が大切にしているのは、
「お客様の想いに、ちゃんと向き合うこと」。

営業というと、押しの強さや話術が求められるイメージがあるかもしれません。
でも本当に必要なのは、誠実に向き合う姿勢だと私は思っています。

一緒に働く皆さんとも、
お互いに信頼し合える関係をつくっていけたら嬉しいです。

もし「人の役に立ちたい」「人と丁寧に向き合いたい」
そう思っている方がいらっしゃれば、
きっとこの仕事に向いていると思います。

営業部では、そんなスタッフをお待ちしています！

不動産は「ご縁のもの」とよく言われますが、
この仕事をしていると、本当にそうだなと感じることがあります。

たとえば難航していた交渉が、ふとしたきっかけでまとまったとき、
「やっぱりご縁があったんだな」と思うんです。

一方で、どれだけ誠意を尽くしても契約に至らないこともあります。
そんなときは「今回はご縁がなかったのかな」と、
自然と受け止めている自分がいます。

最近も、一度流れた案件で、
家主様から再度ご連絡をいただき、成約につながったことがありました。
正直、こうしたことは多くありませんが、
だからこそ、ご縁の力を感じました。

ご縁に頼りきるのではなく、
つなぐためにできることを丁寧に積み重ねていきたい。
そんな気持ちで、今日もお客様と向き合っています。

この仕事は一見、「条件で決まる」と思われがちですが、
実際は一件一件まったく違う背景や想いがあります。

「すぐに移転したい」「立地にこだわりたい」「コストを重視したい」、
「社員の通勤のしやすさを大事にしたい」など、
テナント様ごとに優先順位も事情も違います。

さらに物件のオーナー様にもご都合があります。
「長年使ってきたから、信頼できる人に貸したい」、
「相続したけど、どうしたらいいかわからない」など、
こちらも本当に十人十色です。

だから僕は、まずはじっくり話を聞くことを大切にしています。
背景を理解したうえで、一緒に考えていく。
それが僕のスタイルです。

条件が合わず交渉が難航することもあります。
それでも、双方の気持ちを丁寧に整理していくと、
「今回はこの条件でいこう」と前向きな決断につながることもあります。

僕がこの仕事をしていて一番嬉しいのは、
「またお願いね」「あなたに頼んでよかった」、
そんなふうに言っていただけた瞬間です。

正直、難しいことも多い仕事ですが、
一人ひとりと“会話するように進める”。
それが僕の営業スタイルです。

型にはめるのではなく、
その人の“今”に合った選択を。
そのために、今日もじっくり、ひとつずつ向き合っています。

この仕事をしていてあらためて感じるのは、
「不動産は、人の生活や仕事の“土台”を支えるもの」だということです。

たとえ物件の条件や立地が魅力的でも、
それが本当に“安全に使える場所”でなければ、
ご契約後に不安やトラブルにつながってしまうかもしれません。

だから私は、建築基準法・都市計画法・消防法・労働安全衛生法など、
関係法令に関するリスクも含め、できる限り正直にお伝えするようにしています。

それは私個人の営業スタイルであると同時に、
「リスクがあることは、きちんと理解していただいた上で契約を進める」
――三基建設の営業方針でもあります。

もちろん、そうした情報は時に“耳の痛い話”になることもあります。
でも、お客様が「知らなかった」と後悔する方が、もっとつらい。
だから私は、伝えるべきことから逃げない営業でいたいと思っています。

最近では
「他社さんではそこまで教えてくれなかった」
と言っていただけることも増えてきました。

もちろんそれは、自分一人の力ではなく、
三基建設のチームのサポートや専門性があるからこそだと感じています。

でも同時に、
「他の人がやっていないことまで自分がやる」
「できない理由ではなく、できる方法を探す」
――その姿勢は、これからも忘れずにいたいと思っています。

まだまだ日々学ぶことは多いですが、
「この人に任せたら安心」と思ってもらえる存在を目指して、
これからも誠実に、真摯に学び続けていきたいです。

就職活動をしていたのは、コロナがちょうど流行り始めた頃。
世の中が一気にテレワークやAIに動いていくのを見て、
「この先、自分はどんな仕事をしたいんだろう」と考えるきっかけになりました。

いろいろ悩んだ末に、やっぱり人と関わる仕事がしたいと思い、三基建設に応募しました。
面接で社長が「人を大切にする仕事を続けていきたい」と話してくださり、
その言葉にすごく共感できたことが入社の決め手です。

初めは不動産の知識も営業経験もなく、
「本当にやっていけるのかな…」と不安でいっぱいでした。

でも、先輩に同行して実際の現場を見ながら覚えていけたこと、
わからないことを何度でも聞ける空気があったこと。
その環境に本当に救われたと思っています。

お客様と向き合う中で、少しずつ言葉に自信がつき、
気づけば、自分の言葉で提案ができるようになっていました。

入社後は宅建の資格にも無事合格できました。
実務を通して覚えることは今もたくさんありますが、
知識や経験が少しずつ自分の中で積み重なってきている実感があります。

これからはもっと知識の幅を広げて、
「山本さんに聞けば安心」と思っていただける営業を目指していきたいです。

弊社の営業スタッフは男性が多いので、
女性の営業スタッフも大募集中！
女性がもっと活躍できる環境を一緒に作っていけたら嬉しいです。

職場の雰囲気は、ゆるすぎず、ガチガチでもない“ちょうどいい”感じ。
担当制なので集中しやすいですが、
困ったときは自然と声をかけ合える空気があります。

あと、駅近＆土日祝休みって、
入社してから改めてありがたみを感じてます（笑）