こんにちは。奥山です。
梅雨も明け、夏真っ盛り、新型コロナに加えて頭皮の日焼けが心配な今日この頃です。
そんなコロナ禍、感染防止対策として非接触、非対面対応が求められるのは、不動産業界も例外ではないと思います。
物件内覧、重要事項説明など長時間にわたり密になる場面は避けられません。
そんな中注目されているのが、オンライン内見、IT重説というものがあります。
実は以前から既にあり、実用化もされているものですが、そこは不動産業界、他業種に比べまだまだ電話とFAXが主流(少し言い過ぎですが)で、IT化に後れを取っていましたが、この新型コロナをきっかけに変わっていくのではないでしょうか。
かく言う私自身、IT重説について勉強中ですので、機会がありましたら、よろしくお願いします。
前回のドローン測量に引き続き弊社では、GNSS測量機を利用した測量も始めました。
GNSSは、Global Navigation Satellite Systemの略で、全球測位衛星システムとのことです。
GPS(アメリカ)などの衛星測位システムもこれに含まれ、衛星と通信して、GNSS測量機を設置した場所の緯度経度もしくは平面直角座標を出し測量図に反映させる為に利用します。
最近の測量図作成では、世界測地系座標による測量図面を求められることも多くなりました。
近くに基準点がない場合、遠い場合には世界測地系とすることが困難でしたが、これからはGNSS測量機を利用してできることになります。
また、簡単な面積測量であれば、天空が開けていて境界点にGNSS測量機を設置できるのであれば、その他の測量機器を持っていかなくてもできそうです。
今回GNSS測量機は2台購入して1台は基準点(既知点)に設置、アンドロイドのスマホを端末機としてGNSS測量機に緯度経度または平面直角座標値とジオイド高、標高、機械高を入力。
測量点にはもう一台のGNSS測量機を設置して測量点の緯度経度もしくは平面直角座標値を表示させるものです。
表示には最短10秒もあれば可能です。当然、アンドロイド端末に記録させることもできます。ただし、建物の際、天空が開けていない場合は不正確な数値となる場合があるので注意が必要です。
以前はGNSS測量機器が数百万円することもありましたが、今回は1級GNSS測量機2台と周辺機器(アンドロイド端末・三脚・整準器・ケース・アンドロイド用SIMカード各2個づつとその他付属品)を含んでも100万円以内で充分に収まりました。