不動産広告媒体:検証1

2021年09月16日
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こんにちは。奥山です。

先日新たに募集始めた物件情報周知の為に、物件周辺にエリアを絞りDMを送ったこともあり、
今回は募集物件の情報を多くの方に知ってもらうために行う広告媒体について検証してみたいと思います。
まず思いつくのは現地看板、折込チラシ、ポスティング、DMなどのアナログ手法にはじまり、さらにインターネットの普及により多様化し自社HP、ポータルサイト、一般検索や広告バナー、最近ではインスタグラムやフェイスブックなどのS N Sを活用してくものもあります。

このように選択肢が増えたのはいいですが、より複雑になってきていて、それぞれの特徴を知って、目的に合わせて使い分けることが求められています。

では次にそれぞれの特徴と費用対効果を検証したいと思います。

 

アナログ編

・現地看板
具体的には募集中パネル看板や幟、横断幕、シール看板など、物言わぬ営業マンと言われるほど不動産広告に関してはおそらくこれが一番効果的かもしれません。
設置費用は物によりますが、数千円程度から大型のものになると数万円かかりますが、設置した時から直ぐに反響があることもあり、定期的なメンテナンスをすれば効果が継続します。ただ、現在使用中の場合や、内々に集客したい場合などは設置できない場合もあります。

・折込チラシ
いわゆる新聞折込といったもので、主に新聞購読者である一般家庭などにエリアを指定して数万部単位での発注となります。一度に大勢に周知できますが、対象とする配布先を細かく絞ることはできません。費用は3~5円/部で反響効果は1万部に1件程度と言われています。

・ポスティング
チラシやパンフレットなどを人の手を使って郵便受けに直接投函する広告手法。
折込チラシは新聞の購読者にしかアプローチできない一方、ポスティングは、対象となるエリア、物件の種類(戸建て、マンション、事務所)などを細かく選定することでピンポイントなアプローチができ、ポストに投函されるものなので一度は手に取ってみてもらえる可能性が高いです。折込チラシより反応が良いですが、人手で配布できる数に限りがあり、配布時間がかかるので配布単価が高くなります。またチラシの投函を望まない人からはクレームが発生する可能性もあります。
費用は10~20円/部で反響効果は1千部に1件程度です。

・DM
郵便やメール便を利用し送付する郵送ダイレクトメールです。特徴としては送付先の住所や名前などの個人情報を持っている必要がある。この個人情報は過去に名刺を交わしたことのあるお客様の他に、電話帳や不動産登記簿、会社の情報等はHPなどインターネット情報を元にデータを取得していくことになる為リストを作成するにあたり、情報収集に時間がかかります。しかしポスティングや折込チラシと比べると、宛名が入るので手に取ってもらいやすくなります。
費用は一枚ハガキから資料封筒で異なりますが、100~200円/部で、反響効果は200部に1件程度となります。

次回へ続く