最近知った蛇口からの漏水の原因

2021年02月22日
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こんにちは。最近暑くなったり寒くなったりして気温が不安定ですが、皆様は体調大丈夫でしょうか?私は花粉症で目と鼻がヤバイことになっております(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

 

まぁ、そんなことは皆様には関係ないことなので、本題に入ります。蛇口からの漏水についてですが、以前にブログで書いた以外の漏水の原因に最近直面したので、今回はそのことについて書いていこうと思います。

 

ある日、お客様から蛇口の先(水が出る部分)から水がポタポタ落ち続けると連絡があり、その補修に行きました。このような症状の場合、普通であれば、コマパッキンと呼ばれるパッキンさえ交換してしまえば治るはずなのですが、その時は何回やり直しても漏水が治まりませんでした。それなりに漏水を直してきたと自負のあった私ですが、途方に暮れて、何処かの誰かが他に漏水の原因について、ブログとか書いていないかと、スマホで検索してみたら・・・あるブログにこんな感じのことが書いていました。

 

『汚れが原因となることがある』

 

目から鱗でしたね。どういうことかと言いますと、パッキンが水を堰き止める為には蛇口内をパッキン自身がキッチリ塞ぐ必要がありますが、水垢などがあまりにこびりついていると蛇口内をキッチリとパッキンで塞ぐことが出来なくなることがあるのです。多少の汚れ程度ならパッキンには弾力性があるので、問題ないのですが、古い蛇口やしばらく使っていなかった蛇口なんかでは汚れや水垢が蓄積しこう言ったことが起こりうるようです。

この場合の対処法は蛇口内を掃除することです。どのように掃除するかですが、まず蛇口の先を塞ぎ、酸性系の洗剤(お酢の力とか書いてあるような奴とか)を中に流し込みしばらく置いてから歯ブラシとかを突っ込んで磨いてあげると良いそうです。因みにブラシは硬めのものが良さげです。要するに台所のシンクのイカツイ水垢取りとかと基本同じ考え方ですね。

 

そんな訳で今回のオサライです。蛇口からの漏水でパッキン交換したのに、直らない場合は、酸性洗剤とブラシを使って掃除しましょう。

では、今回はこの辺で失礼します。

電動シャッターが故障したと思ったときに行うべきこと②

2020年05月30日
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今回も電動シャッターの故障について書いていきます。

まず、前回のおさらいです。ざっくり書くと電動シャッターが故障したと思ったら、業者に連絡する前に一度冷静になり、ブレーカーが落ちていないか、安全装置の電池が切れていないか確認しましょうということでした。

軽くおさらいしたところで今回は、上記を試したけど直らない、という業者を呼ばないと直すことのできない故障について話していきます。こう言った故障には、私が建物管理で経験する限りでは3パターンしかないです。それは①スラットやレールの歪み②モーターの劣化③安全装置等のセンサーの不具合の3つです。

まず①は外的要因による破損であり、見りゃ分かるという故障なので説明は省略します。

次に②ですが、実はコレも説明はしますが、素人が知っていてもあまり意味はないです。どういうことかと言いますと、モーターの故障と言うのは、大体の場合、モーターを制御する基盤がおかしくなっているかモーターに使われる各種部品(プロじゃないから名前は分からないσ(^_^;))の劣化によるもので、要するに経年劣化という訳です。そんな訳なんですが、正直モーターがおかしくなる前に、③のセンサー関係がおかしくなることが多く、こっちが駄目になってるから見にきたら「モーターもそろそろ寿命ですね、モーター毎交換しましょう」と言われるパターンが多いです。知っていても意味が無いというのは、モーターがおかしくなる前に交換することが多いというのと、モーター自身劣化していたとしても案外動くので、(プロとしては問題ありですが)素人的には問題なかったりするからです。

最後に③です。症状としてはスイッチが押しきりでないと反応しなかったり、開閉時に勝手に止まったり、閉まり切ったところで勝手に少しだけ開いてしまったりします。こう言った場合は該当するセンサーを調整するか交換すれば直ります。因みにこの故障は新品から大体8年くらいで1回目と15年くらいで2回目が起こります。1回目の原因としては、センサーの設定が新品時のシャッターに合わせられているため、シャッターの劣化によって設定と合わなくなる為です。この場合は、調整や部品の一部を交換して直ります。2回目のときはセンサー毎交換すれば直ります。ただ2回目の時にはモーター自身も寿命が近づいているので、モーターとともに一式で交換することをオススメします。つまりモーターは大体15年程が寿命ということですね。

更に因みに、寿命について15年と言いましたが、実はシャッターの寿命は一般的に開けて閉めてを1回としての開閉回数で示され、メーカーなどにもよるのですが大体3000回と言われています。その回数が過ぎるのが大体15年であるという訳です。まぁメーカーの言う寿命ですので、あくまでも目安であるという認識でいれば大丈夫です。3000回開閉したから交換しないといけないと言うわけではありません。ものによっては4000、5000回超えても使える場合もありますから。

今回は以上となります。長々と失礼しました。

電動シャッターが故障したと思ったときに行うべきこと

2020年04月30日
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こんにちは。最近世の中はコロナの話題で持ちきりですが、あえてここでは、全く関係ない話題を書いていこうと思います。

というわけで、電動シャッターの故障時、特に開閉不可の時にに行うべきことについてです。まず、行うべきことは、ブレーカーの確認です。「えっ、そんなこと」と思うかもしれないですが、電動シャッターが止まってしまった時の対処法の中では、基本であり、一番最初に行わなければならないことです。というのも、長年使うと、雨漏りでモーターの配線に水がかかり漏電し、ブレーカーが落ちるということがあり、そもそもシャッター自体が問題ではない可能性があるからです。つまり、シャッターの業者を呼んでも、意味がない、どころか最悪の場合、出張費だけ請求され、むしろ損にしかならない場合があります。なので、その時に雨が降っていたり、前日や夜中に降っていたなどの場合には一度確認してみる必要があります。

雨が降っていない場合でも、配線の劣化による漏電という可能性もあります。この場合には、業者を呼ぶべきなのですが、その際にも注意点があります。それは、漏電していることを業者に説明することです。何故かというと、配線補修には、資格が必要で、シャッターの業者といえども対処できない場合もあるからです。大手であれば、そういった場合は少ないかもしれないですが、そのことを伝えていないと、見に来た人が偶々資格を持っていないということもありますし、分かるのなら連絡する際には伝えておく必要があります。

また、ブレーカーが落ちていなくても、安全装置の電池が切れているだけという場合もあります。「電動シャッターに電池なんてあるの?」という疑問を持つ方も中にはいるかもしれないですが、電動シャッター自体にはなくても、その安全装置の送信機は電池で稼働しているものが非常に多いです。安全装置の送信機は、下の写真のようにシャッターパネル部分下部の端についていることが多いです。この装置は市販でも買える電池で動いているので、何年かしたら電池切れを起こします。そうすると、危険な為、動かせないように勝手に止まります。この場合の判断方法は開閉スイッチを押し続けて動くかどうかです。スイッチを押し続けて動くなら、安全装置の送信機の電池を交換することで、正常に稼働する可能性が高いです。

 

このようにシャッターの故障と思われる症状には、実際故障でない場合があるので、シャッターが正常に動かなくなったからと言って、すぐに業者に連絡してしまうと金銭的に痛い目にあったり、業者を呼んだ当日に修理できなかったりします。なので、一度冷静になって、上記のことを試して見てください。シャッターの故障については、他にも書きたいことはありますが、長くなってしまったので、今回はこのあたりで終わりとさせていただきます。