大切な思い出を未来へ繋ぐ、心のこもった不動産取引

2025年04月05日
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4月に入りました、花粉症が酷くクシャミがとまりません。福尾です。

 

今回は、私の仕事の意義を改めて実感できる、心に残るお取引をご紹介いたします。

 

きっかけは、ある日ラジオを通じて当社を知ってくださった、所有者様の弟様からのご連絡でした。

所有者様のご主人は長年、金属加工の工場を営んでおられましたが、数年前にご逝去。

その後、所有者様が相続された工場跡地には、

ご主人が熱心に仕事を頑張ってこられた思い出がたくさんあるとのことでした。

 

物件を購入されたのは、木材工場として活用される方でした。

現状の工場の形をそのまま活かしたいというご意向で、

「このままの姿で使いたい」との強いご希望がありました。

その想いが所有者様にも伝わり、

「解体されることなく、建物が新しい役割を持って生き続けることに感謝しています」と、

心から喜んでくださいました。

 

所有者様はお電話でのやり取りが難しいご状況でしたため、

私は何度もご自宅に足を運び、丁寧にお話を伺いながら手続きを進めていきました。

お引渡しの際、所有者様から「ありがとう」と涙ながらにお言葉をいただいた瞬間は、

私にとって何よりの報酬となりました。

日頃から当社の代表が大切にしている「お客様に感謝していただける仕事を」という言葉。

この取引を通じて、それを実践できたと心から感じています。

 

このご縁に感謝しつつ、これからも「心を通わせる不動産取引」を大切に、

一人ひとりのお客様に寄り添ったご提案を続けてまいります。

 

 

\おススメの一冊/

運転者 未来を変える過去からの使者

著者:喜多川泰(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)

先祖から繋がってきたもの、運という存在への向き合い方 

面白い発見があるかもしれません。

自分はついていないと思っている方に一度読んでいただきたい作品です。