こんいちは。9月になりましたが、まだまだ暑い日が続きますねぇ。暑くなると排水口から臭いが上がってきますよねぇ。困りますねぇ。
という訳で(強引)、今回はそんな台所シンク下の排水管が蛇腹管の場合での臭いの解消方法についてお話をさせていただこうかと思います。
排水口の臭いを取る為の定番アイテムと言えば、皆さんご存じのパイプユニッシュなわけですが、実はパイプユニッシュはすべての排水管に対応しているわけではありません。パイプユニッシュに最も適している排水管はS字管と言われるSを横倒しにしたような形状の管(下写真左)に対してで、蛇腹管(下写真右)のように排水管内に水を溜めることができないタイプの管には、実は不向きです。というのも、パイプユニッシュは粘性が高いとはいえ液体である為、より効果があるのはS字管の水の溜まる部分になるので、ほとんど一直線に落ちていってしまう蛇腹管ではどうしても効果が薄くなってしまう訳です。
では、蛇腹管がついている場合はどのように臭いを解消すればいいのか?
答えは、蛇腹管の交換です。
排水管の交換と言われると、「素人だし、そんなのできっこないよ。工具もないし」と思われる方もいるかもしれませんが、大丈夫です。蛇腹管の交換に関して言えば、工具は一切必要ないので、全く問題ありません。
蛇腹管の交換の仕方を説明する前に、シンク下が蛇腹管の場合の臭いの原因について説明しておきます。蛇腹管での臭いの原因は、蛇腹管内の蛇腹部分の汚れが付着することです。この部分の汚れは、形状の問題なので、どうしようもないわけです。また、蛇腹管と排水口の接続部分(下写真)の内部に溜まった汚れによっても臭いが上がってきます。後者の汚れはともかく、蛇腹管内の汚れを取るのは非常に困難で、汚れを取るよりは交換した方が早いし安上がりになります。
では、交換の方法ですが、まずは排水口の水切りかご内にゴミがないようにしましょう。これをしておかないと、蛇腹管を外した時に汚い水が下に垂れてしまうので、なるべくやりましょう。蛇腹管を撤去した後にバケツなどの水を溜めて置ける容器を下に置くと更に良いでしょう。
次に下写真のように穴隠しがたぶんついているのでこれを外します(左の写真の状態)。鉤爪で引っかかっているだけなので、上に引き上げたら簡単に取れます(場合によっては。ビスで止められている場合あり)。
穴隠しが取れたら、蛇腹管の上部接続部分(2つ上の写真)を回して外します。ゴム手袋をして回すと取りやすいです。
その次に、下の接続部分を引っこ抜きます。この部分は下にある配管に刺さっているだけですので、特に力はいりません。引っこ抜くと右写真のように黒い部品がついているのが見えます。この部品はパッキンです。蛇腹管をホームセンターで購入する場合はこの部品も忘れずに購入するようにしましょう。蛇腹管から臭いが上がる場合、大抵はこの部分もダメになっています。
これで、古い蛇腹管を取ることができました。あとは、古い蛇腹管に引っかかっている穴隠しを蛇腹管から引き抜き新しい管に引っ掛け直し、その後に新たなパッキンも蛇腹管に取り付けたら、先ほどの手順を逆にしていけば、交換完了です。
どうですか?そんなに難しくなさそうでしょ。
えっ?適合するサイズの蛇腹管を購入できるか不安?
大丈夫です。最近はどのタイプでも適合できるようにサイズごとの部品が全て入っているタイプの商品がホームセンターでは売られています。こんな感じのやつです。ほぼすべての蛇腹管は下の写真の接続部径40か50の物ですので、これで大丈夫です。ちなみに金額は2つ合わせて¥2,000行かないくらいです。
とまあ、蛇腹管の臭い対策を説明できましたので、今回はこのあたりで失礼します。
こんいちは。9月になりましたが、まだまだ暑い日が続きますねぇ。暑くなると排水口から臭いが上がってきますよねぇ。困りますねぇ。
という訳で(強引)、今回はそんな台所シンク下の排水管が蛇腹管の場合での臭いの解消方法についてお話をさせていただこうかと思います。
排水口の臭いを取る為の定番アイテムと言えば、皆さんご存じのパイプユニッシュなわけですが、実はパイプユニッシュはすべての排水管に対応しているわけではありません。パイプユニッシュに最も適している排水管はS字管と言われるSを横倒しにしたような形状の管(下写真左)に対してで、蛇腹管(下写真右)のように排水管内に水を溜めることができないタイプの管には、実は不向きです。というのも、パイプユニッシュは粘性が高いとはいえ液体である為、より効果があるのはS字管の水の溜まる部分になるので、ほとんど一直線に落ちていってしまう蛇腹管ではどうしても効果が薄くなってしまう訳です。
では、蛇腹管がついている場合はどのように臭いを解消すればいいのか?
答えは、蛇腹管の交換です。
排水管の交換と言われると、「素人だし、そんなのできっこないよ。工具もないし」と思われる方もいるかもしれませんが、大丈夫です。蛇腹管の交換に関して言えば、工具は一切必要ないので、全く問題ありません。
蛇腹管の交換の仕方を説明する前に、シンク下が蛇腹管の場合の臭いの原因について説明しておきます。蛇腹管での臭いの原因は、蛇腹管内の蛇腹部分の汚れが付着することです。この部分の汚れは、形状の問題なので、どうしようもないわけです。また、蛇腹管と排水口の接続部分(下写真)の内部に溜まった汚れによっても臭いが上がってきます。後者の汚れはともかく、蛇腹管内の汚れを取るのは非常に困難で、汚れを取るよりは交換した方が早いし安上がりになります。
では、交換の方法ですが、まずは排水口の水切りかご内にゴミがないようにしましょう。これをしておかないと、蛇腹管を外した時に汚い水が下に垂れてしまうので、なるべくやりましょう。蛇腹管を撤去した後にバケツなどの水を溜めて置ける容器を下に置くと更に良いでしょう。
次に下写真のように穴隠しがたぶんついているのでこれを外します(左の写真の状態)。鉤爪で引っかかっているだけなので、上に引き上げたら簡単に取れます(場合によっては。ビスで止められている場合あり)。
穴隠しが取れたら、蛇腹管の上部接続部分(2つ上の写真)を回して外します。ゴム手袋をして回すと取りやすいです。
その次に、下の接続部分を引っこ抜きます。この部分は下にある配管に刺さっているだけですので、特に力はいりません。引っこ抜くと右写真のように黒い部品がついているのが見えます。この部品はパッキンです。蛇腹管をホームセンターで購入する場合はこの部品も忘れずに購入するようにしましょう。蛇腹管から臭いが上がる場合、大抵はこの部分もダメになっています。
これで、古い蛇腹管を取ることができました。あとは、古い蛇腹管に引っかかっている穴隠しを蛇腹管から引き抜き新しい管に引っ掛け直し、その後に新たなパッキンも蛇腹管に取り付けたら、先ほどの手順を逆にしていけば、交換完了です。
どうですか?そんなに難しくなさそうでしょ。
えっ?適合するサイズの蛇腹管を購入できるか不安?
大丈夫です。最近はどのタイプでも適合できるようにサイズごとの部品が全て入っているタイプの商品がホームセンターでは売られています。こんな感じのやつです。ほぼすべての蛇腹管は下の写真の接続部径40か50の物ですので、これで大丈夫です。ちなみに金額は2つ合わせて¥2,000行かないくらいです。
とまあ、蛇腹管の臭い対策を説明できましたので、今回はこのあたりで失礼します。