ヤマト運輸様の電動シャッター取替工事を施工しました

2022年11月16日
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こんにちは。先日、ヤマト運輸様の電動シャッターを取替させていただきました。新品になると、開閉もスムーズで見ていて気持ちがいいものです。しかも今回は昨今の超大型台風などの大きい災害にも対応した最新のシャッターの取付でした。まぁ、最新のシャッターと言っても、要は超大型台風でもシャッターのスラット部分がレールから出にくくなっているというだけなのですがね。今回はそんな耐久力の上がったシャッターとそれまでのシャッターとの違いについてでも書いていきます。

さっそく結論から書きますが、レールが大きく変わっているのです。どう変わっているかと言うと、それまでのシャッターのレールは既存の部材の組み合わせで作っており、部材同士の接続部の耐久性が低かったのですが、最新のレールは、そのレール専用の型枠で専用の部材を一から作り出すことでこの接続部の耐久性の低さを限りなくゼロにしているわけです。下の写真は1枚目が3年前のもので、2枚目が今回工事の際のものです。それぞれシャッターレールが写ったもの(1枚目は赤枠部分)なのですが、全然違うのが見てわかると思います。1枚目はちょっと遠めからの写真で分かりづらいですが、いくつかの既存部材を溶接して作り上げていることがわかります。一方2枚目は、真ん中にごつい専用の部材があってその周りを補強するような形でレールが形成されているのがわかります。2枚目も部材を組み合わせてはいますが、あくまで、メインとなるのは真ん中のごつい部分で、この溝の部分を組み合わせの部材ではなく、1つの部材にすることで強度を上げているという訳です。更に言えば、このレールの形に合わせてシャッタ端の鉤爪状の部品(レールからシャッターが抜けないようにする部品)も作られているので、強風で煽られても、シャッターがレールから外れてしまうという事態を防いでくれています。

 

 

とまぁ、こんな感じで、見た目変わらないシャッターも実は、時代に合わせて進化しているよ、ということを今回は書いてみました。実は、モーターとか他の部分も変わっていますが、ここ最近では特にレールが変わっているので今回はレールについて書きました。因みに、耐久性と共に値段も高くなっております。大体1割くらい。今回工事は三和シャッター様のもので、他のシャッター屋がどうかは分かりませんが、三和様曰く、今後付けるシャッターはこの仕様しかないようです。グレードを下げて値段を下げるということができないようになっているようです。まぁ、安全の為ですから、仕方ないのかもですねぇ。

最後に今回工事のシャッターのビフォー・アフターの写真を載せて終わりとします。