最近ハマっています

2023年01月19日
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こんにちは。最近、私は「ウミガメのスープ」というクイズにハマっています。水平思考クイズとも呼ばれているものなのですが、これが中々おもしろくて、このクイズを紹介している動画を見まくっています。

どういったクイズかと言いますと、解答者が出題者に対して、「YES」「NO」「関係ありません」のいずれかで答えられる質問をしていくことで真相を導き出すものです。

このクイズの名前にもなっている「ウミガメのスープ」という問題を例に挙げます。

 

ある男が、とある海の見えるレストランで「ウミガメのスープ」を注文した。

スープを一口飲んだ男は、それが本物の「ウミガメのスープ」であることを確認し、勘定をすまた帰宅した後、自殺した。一体、なぜ?

 

見てわかる通り、問題文だけでは、余程想像力がなければ答えを導き出せないクイズとなっています。この問題に対して、質問を繰り返して、この男の状況、思考を明確にしていき、真相にたどり着く、という感じのクイズというわけです。このクイズの答えは、知りたい方はネットで検索すれば、出てくるので、調べてみてください。

 

このクイズの解答を導くのに必要な能力は、常識に囚われない柔軟な発想力です。上の問題もそうですが、このクイズの答えは、常識の範疇にないことも、よくあります(日常で起こりうることが解答になることもありますが…)。

なので、柔軟な発想力を鍛えるのに、適している・・・かもしれません。

 

仕事や日常でも解けない問題に直面することは結構あると思いますが、時として常識的な考え方を捨てれば、何か突破口が見つかるかもしれません。

今回は、こんなところで、終わりとします。

実は、男子トイレ改修してました

2022年12月14日
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こんにちは。実は、今年の7月に、三基本社の5階・6階の男子小便器を改修してました。半年もたっているのに、今更なぜブログに書いたかと言いますと、ブログのネタとしていつか書こうと思い、取っていたんですが、今日まで忘れてしまっていたんですよねぇ(苦笑)。

そんな訳で、今回はトイレ改修の話。ではさっそく、写真をドーンッ!!と、

 

 

 

これは、改修後の写真です。便器を替えるついでに、後ろのタイルもウッド調のものに変えてみました。以前の物より尿が外に跳ねるのが、軽減されるよう、サイズを大きくしてみました。工事期間は、既存撤去に1日、タイル貼り付けに2日、新品取り付けに1日の計4日かかりました。まぁ、大分工期に余裕見て、業者には施工させましたので、詰めてやれば、2・3日でできたかなぁという感じでした。

因みに、工事前の写真と工事中の写真はこんな感じ。

 

 

 

写真を見てもらえば分かる通り、元々のトイレは人感センサーと便器が別々だったのですが、新しいものは、便器と一体型になっています。トイレを改修するという話が出たときは、既存のセンサーを活用しようと考えていたのですが、設備屋に聞くと、今の主流が一体型で、別々の物は、あまりないとのこと。あるにはあるけど、このセンサーに使われる部材があと数年で廃番になるとのことで、メンテナンスができなくなるという話でした。そんな訳で、これを機に一体型のものに変えたという経緯があります。あと、素人でもメンテナンスが楽、というのもこのトイレを選んだ理由だったりします。

 

はい、という訳で、トイレを交換したという話でした。

最後に、これから小便器を取り替えようと考えている方の為に、参考として、このトイレの商品名だけ書いておきます。では、また次回。

 

トイレ商品名:リクシル「U-A31AP/BW1」

ヤマト運輸様の電動シャッター取替工事を施工しました

2022年11月16日
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こんにちは。先日、ヤマト運輸様の電動シャッターを取替させていただきました。新品になると、開閉もスムーズで見ていて気持ちがいいものです。しかも今回は昨今の超大型台風などの大きい災害にも対応した最新のシャッターの取付でした。まぁ、最新のシャッターと言っても、要は超大型台風でもシャッターのスラット部分がレールから出にくくなっているというだけなのですがね。今回はそんな耐久力の上がったシャッターとそれまでのシャッターとの違いについてでも書いていきます。

さっそく結論から書きますが、レールが大きく変わっているのです。どう変わっているかと言うと、それまでのシャッターのレールは既存の部材の組み合わせで作っており、部材同士の接続部の耐久性が低かったのですが、最新のレールは、そのレール専用の型枠で専用の部材を一から作り出すことでこの接続部の耐久性の低さを限りなくゼロにしているわけです。下の写真は1枚目が3年前のもので、2枚目が今回工事の際のものです。それぞれシャッターレールが写ったもの(1枚目は赤枠部分)なのですが、全然違うのが見てわかると思います。1枚目はちょっと遠めからの写真で分かりづらいですが、いくつかの既存部材を溶接して作り上げていることがわかります。一方2枚目は、真ん中にごつい専用の部材があってその周りを補強するような形でレールが形成されているのがわかります。2枚目も部材を組み合わせてはいますが、あくまで、メインとなるのは真ん中のごつい部分で、この溝の部分を組み合わせの部材ではなく、1つの部材にすることで強度を上げているという訳です。更に言えば、このレールの形に合わせてシャッタ端の鉤爪状の部品(レールからシャッターが抜けないようにする部品)も作られているので、強風で煽られても、シャッターがレールから外れてしまうという事態を防いでくれています。

 

 

とまぁ、こんな感じで、見た目変わらないシャッターも実は、時代に合わせて進化しているよ、ということを今回は書いてみました。実は、モーターとか他の部分も変わっていますが、ここ最近では特にレールが変わっているので今回はレールについて書きました。因みに、耐久性と共に値段も高くなっております。大体1割くらい。今回工事は三和シャッター様のもので、他のシャッター屋がどうかは分かりませんが、三和様曰く、今後付けるシャッターはこの仕様しかないようです。グレードを下げて値段を下げるということができないようになっているようです。まぁ、安全の為ですから、仕方ないのかもですねぇ。

最後に今回工事のシャッターのビフォー・アフターの写真を載せて終わりとします。

ラジカル塗料について

2022年10月20日
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こんにちは。今回は、タイトルの通り、近年開発された新たな塗料、ラジカル塗料に関しての話です。初めて聞く方も多いのではないかと思います。かくいう私も、つい1か月くらい前に、塗装工事で使っているのを見て、知りました。今回はそんな聞き覚えのない、最新の塗料であるラジカル塗料とは何なのかを解説していこうと思います。

 

では早速と本題に入る前に、従来の塗料について軽く触れておきます。従来の塗料にはグレードの低い順に、①アクリル、②ウレタン、③シリコン、④フッ素、の4種があり、耐用年数と価格が右に行くほど多くなります。参考までにアクリルの耐用年数は4年~7年で価格は¥1,200~¥1,800/1㎡、フッ素の耐用年数は15年~20年で価格は¥4,000~¥5,000/1㎡です。因みにウレタンとシリコンはこれらの中間くらいで、シリコンはウレタンより若干高いといった感じです。ウレタンとシリコンについては、シリコンの方がグレードは上ですが、ウレタンの方が光沢が出るので、あえて、こちらを使う方も多いです。

 

とまぁ、従来の塗料についてはこの辺にして、本題に入りましょう。まず「ラジカル」とは何かから説明します。「ラジカル」とは塗料の劣化因子のことです。上記にあげた塗料は日光や雨風にさらされることで、塗膜内で、「ラジカル」を発生させます。チョーキングや塗膜の割れが生じるのは、こいつの所為なのです。

で、肝心のラジカル塗料とは、この劣化因子「ラジカル」を抑制することで、耐久性を高めた塗料のことです。要するに、ラジカル塗料は正確には、ラジカル抑制塗料、といったところでしょうか。このラジカル塗料の優れた点は、劣化の原因を抑制することで、美観を保ちながらも、高耐久を実現できるという点です。従来の塗料は素材そのものの耐久性を頼りにしている為に、どのグレードの塗料を使っても、劣化が進めば進むほど、劣化した部分がさらに劣化を促進させるので、時間が経てば経つほどに劣化の速度も速くなるという特徴がありました。ラジカル塗料は、この劣化そのものを抑制する為、上記の従来品の特徴を従来よりもかなり抑えることに成功した塗料です。結果として高耐久でありながら、チョーキングや割れも生じづらい為、美観も保つことができるって訳です。

因みに、「ラジカル」とは先に述べた通り、ラジカル抑制のことなので、ラジカル塗料と言っても、ラジカル抑制の為の物質を配合している以外は、従来品と大元の素材そのものは変わりません。例えば日本ペイントさんから出ているラジカル塗料「パーフェクトトップ」はアクリル系ラジカル塗料ですし、関西ペイントさんの「ダイナミックトップ」やエスケー化研さんの「プレミアムシリコン」はシリコン系ラジカル塗料です。要するにラジカル塗料とは、あくまで、ラジカル抑制機能を持った塗料の総称という訳です。

 

最後に皆さん気になっているでしょうラジカル塗料の耐用年数と価格について。耐用年数は12年~15年で価格は¥2,500~¥3,500/1㎡です。先のグレード的には、シリコンとフッ素の間くらいになります。シリコンと同等くらいの価格でシリコンより耐久性が高い位置にある感じです。その為、30年スパンで見た場合、シリコンが塗装回数が2回から、場合によっては3回になるのに対し、ラジカル塗料では、2回に抑えることができるので、施工した際は高く感じても、年単位で施工費を割ると安く仕上げることができる、と言われています

何故、伝聞口調なのかというと、何分新しい塗料の為、まだ実績としては少ないので、技術としてはこうなるはず、としか言えない部分がある為です。2010年に開発されているので、そろそろ、実績としても結果が見えてくるはずですが、塗膜の劣化速度は環境によって大きく変わることも周知の事実で、不安が全くないわけでもないので、ある意味、実績がないことが、現時点における、この塗料唯一の欠点かもしれません。

 

とまぁ、今回はここらで終わりとさせていただきます。これから外壁の塗装を考えている方の参考になれば幸いです。

 

 

※補足

上記に示した価格はあくまで参考程度です。塗装の回数や方法によりこの価格より低くなることもあれば高くなることもあります。

知らないは怖い

2022年08月31日
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こんにちは。先日お得意先のお客様からこんな電話がありました。

 

とある会社に貸している倉庫の電動シャッターの開閉に不具合が出た。開閉ボタンを押し続けないと開閉しなくなったとのこと。安全装置の電池が切れえているのかと思い、交換してみたが直らなかった。最初はこの倉庫のテナントさんがこのシャッターのメーカーに連絡し、見積もりを取ったそうなのですが、出てきた見積もりが安全装置の取替で、金額が20万強と高額で、困ったテナント様から私の方に相談があった。私としてはいくらか負担するのは仕方ないとは思っている。ただ、この金額は高いと思っており、私自身はシャッター工事に詳しくない為、詳しい人に聞きたいと思い、三基に連絡した。

 

実際には少し違うのですが、概ねこんな感じの連絡がありました。ハッキリ言って、お客様が弊社に連絡したのは、かなりのファインプレーだったと思います。この話を聞いて、私がまず思ったのが、安全装置の交換にしてはかなり高額だ、ということです。なので、とりあえず、テナント様がとった見積もりを見せてもらったのですが、普通はあまり見ない項目があることに気づきました。その項目とは「座板」です。この「座板」とはシャッターの一番下についている部品で、地面や物がシャッター下にあったときに一番最初に接する部分のことです。今物件のシャッターは座板検知式の安全装置がついているようなので、安全装置の一部品とも言えなくはありません。しかしながら、この部品が破損するというのは非常に稀で、それこそ、シャッターに車が突っ込む等の事故が起きてこの座板自身も誰が見ても歪んでいる、という状況でもない限り交換の必要はありません。

そんなわけで、弊社からこのシャッターメーカーの知り合いに再度、現地確認と見積もりをお願いしてみたところ、出た見積もりが、「座板」交換なしで約10万円。つまり、同じメーカーの人に見積もりしてもらったのに、金額に2倍、10万円もの差が生まれたわけです。何故こんな差が生じたのか?

 

その理由が、「最初に見積もりの為に現地確認に来た人が電気工事できない純営業の人だったから」です。

 

つまり、最初に来た人には、「座板」が破損していないことを確認する術を持っていなかったのです。だから、破損している可能性があるとして、見積もりし入れていたようです。この座板の破損を確認するには座板をガコッと上にあげ(このタイプの座板は上に押し込まれることで物を検知する)て、安全装置送信機が点滅すれば異常なしと判断できるのですが、今回は安全装置送信機が壊れていたため、それを確認することができなかったわけです。この状態で、座板が正常であることを確認するのは、配線をいじることができる電気工事関係の資格保有者でなければ無理です。弊社が連れてきた人は電気工事が可能な人であった為、座板が無事であることを確認できた、という訳です(弊社が連れてきた人が言うには、本当はこの確認にも作業費が発生しているようですが、付き合いがあるからとオマケしてくれたようです。ホント感謝です)。

そんなわけで、当然弊社の方で工事することになりましたとさ。

 

因みに、結局この物件の工事は安全装置の取替ではなく、モーター一式の取替になりました。というのも、話を聞いていると10数年既に使用しているとのことでしたので、ワザワザ10万もかけて安全装置だけ交換するよりももう20万円程足して今後10数年万全に使用できる方がお得ですよ、と説明させていただいた結果ですね。既にに10数年経っているならモーター自身の寿命でもあるので、せっかく10万円かけて安全装置交換しても、1,2年してモーターが壊れて、損をするということもあり得るので、合理的な判断ですね。

最終的にはお客様とテナント様の話し合いで安全装置交換代金の約10万円程はテナント様が負担し、残りの20万円程をお客様が負担することになりました。テナント様としては最初の見積もりの半額以下に出費を抑えられたし、お客様としても払う金額だけで見れば最初より増えてしまったが、10数年の間このシャッターに悩まされることはなくなったわけで、長い目で見れば、かなり得した結果に治まりました。

 

最終的には、皆、得して終わりましたが、コレ、最初の時点でお客様が見積もりの金額に疑問を覚えなければ、かなり悪い結果に終わっていたと思うと、恐ろしいことですよね。メーカー側にしてもこんな結果になっては評判を落としたかもしれないし、金銭的にもモーター一式交換していなければ、手間の割にはあまり儲からないメンテナンス工事を何度も行うことになっていたかもしれない訳で、今回の結果はかなり得してるのではないでしょうか。

 

知っている、ただそれだけのことで、世の中の様々なことの結果が大きく変わる、そんなことがあるのだと、実感した出来事でした。

以下参考写真

安全装置送信機

座板(座板検知式安全装置の、2枚目は座板が上に上がっている写真)

 

重量シャッターを取り替えました

2022年08月31日
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こんにちは。今回は前回伝えた通り、重量シャッターの取替に関して話していきます。

というのも、弊社で今日まで工事していたからですがね。これまでも重量シャッターの取替工事は管理させていただいている物件で何度か経験はあったのですが、今回は今までで一番デカいシャッターでしたので、ブログに書いてみようかと思ったわけです。

どれくらいの大きさかというと、なんと!開口部だけで幅10m、高さ5mもあるシャッターで、メチャクチャデカいです。たいていの倉庫についているシャッターは幅4m、高さ4mかそれ未満なので、3倍以上の大きさ、ということになります。当然ここまでサイズがデカいと取り替えるのも大変です。今回の工事では文字通り2日間フルに使うことになりました。

さらに、ここまでデカいと外壁を全く傷つけずにシャッターを取り替えるのは難しく、特に外壁にスレートを使用している場合には、特に外壁の破損が起こりやすくなります。実際今回の工事でも破損したので、スレートの割れた個所は新しいものに張り替えました。また、大型のシャッターは上塗りはされていない為、基本は取付後の塗装工事も必要になります。今回は入居者がいた為、土日施工、つまり休日出勤の必要があったため、そういった意味でも大変でした。ついでに言えば塗装工事なので、当然雨の日は施工できないので、雨が降ったらまた1週間後の土日に施工延期になってしまいます。

 

そんなこんなで施工完了した写真がコチラ。

 

 

やはり新品は良いものです。交換前とは開閉時の音が全然違います。物凄く静かになりました。まぁ、今回のシャッターはかなり大きいのでどうしても風の影響が大きくなってしまうので、そのせいで、ほとんど無音、とはいきませんでしたが。

 

因みに交換中はこんな感じ(下写真)のようにユニック車で部材吊りながらの作業でした。これだけ大きいので中々の迫力でした。

 

何はともあれ、無事交換できて良かった、となれば良かったのですが、実はシャッター取付後、塗装工事前に問題があることが判明しました。というのも、シャッターボックスの雨仕舞が不十分でボックス内に雨が侵入することが判明しました。まぁ、今回の物件はシャッターの上に屋根や庇のない物件なので、多少は仕方ないのですが、多少ではなかった為、追加でボックスの上に水切りを設置することになりました。水切り取付後(下写真)は問題は解消しましたが、ちょっと肝が冷えました。まぁ、工事してすぐに発覚したのは、本当に不幸中の幸いでした。

 

とまぁ、こんな感じでトラブルもあったりしましたが、無事何とか終わりました。実は他にも色々ありましたが、無事終われたから良し!ということで、今回は終わろうと思います。

塗装工事しました

2022年06月16日
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先日、5月上旬から施工していた塗装工事が完了しました。想定より1週間ほど時間かかりましたが、何とか完了して、今はホッとしています。

現場はヤマト運輸様の営業所で、塗装前はかなり鉄部に錆が見られ、見た目がだいぶ悪くなっていました(下写真左)が、塗装したことによりかなりきれいになりました(下写真右)。

   

   

   

 

写真だと遠目(1枚目)では分かりづらいですが、2枚目、3枚目同様に生で見れば光沢もあり、かなりきれいに見えるはずです。

いやぁ、梅雨入り前に終わることができてホント良かったです。まぁ、2枚目の塗装後写真めちゃくちゃ雨降ってますが(-.-;)

それはともかく、工事終わっての感想ですが、今回は、思い返すと雨に始まり、雨に終わる、そんな工事だったなぁ。他にも、コロナ禍での初の全面塗装工事で、今までのヤマト様の塗装工事とは若干勝手が違った印象です。というのも、コロナの影響なのか、配送物がかなり多く、どの時間帯でも荷捌き所で作業している人がいて、施工は普段以上に作業している人に気を使いながらする必要があり、ペースが前回と比べてだいぶ遅くなってしまいました。まぁ、途中からはヤマト様との打ち合わせをもっと詳細にするようにして、ヤマト様にもできる限りの協力をいただけたので、ペースを戻すことできましたが、コロナの影響が塗装工事にまで来るのは、ちょっと驚きました。

今後、塗装工事や他の長期工事をするときは、もっとお客様と密に打ち合わせしないとなぁと感じる出来事でした。

今回はこんな感じで終わりとします。次回はたぶん重量シャッターの取替工事に関して話します。

雑草って何?

2022年05月20日
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こんにちは。私つい最近気づいちゃったんです。除草作業に関する話は何度かこのブログでしているのに、雑草自体に関する話はしたことない、という事実に。というより、「雑草とは何か?」という疑問を抱いたことがなかったことに気づきました。「彼を知り己を知れば、百戦殆うからず」ともいうのに、敵である雑草のことを知らずして、効果的な対策など、取れるわけがない。そんな訳で、今回は、「雑草とはどういう特性を持つ植物なのか」とそれを踏まえた「雑草対策」について書いていこうと思います。

 

では、まずは、雑草の特性を述べる為に、植物の分類法の一つである「C-S-R戦略」について簡単に述べていこうと思います。この分類では植物は3つに分類され、それぞれ、Cタイプ(Competition、競争)、Sタイプ(Stress、ストレス耐性)、Rタイプ(Ruderal、撹乱依存)に分けられるとしています。

  1. Cタイプは栄養豊富で気候も植物の生育に適した暑すぎず、寒すぎずを維持した環境に生える植物です。このタイプは植物にとって理想の環境であるので、植物同士の生存競争が激しい為にこのような名前で呼ばれています。山や森に生える植物を思い浮かべれば大体このタイプです。
  2. Sタイプは砂漠などの一定の環境は維持されているが、そもそも植物の生育には本来適さない環境に生える植物です。例えば、サボテンなどがこれにあたります。
  3. Rタイプは栄養も気候も植物の生育に適しているが、環境の変化が激しい場所に生える植物です。これはどういう場所かと言いますと、人間の生活圏内があたります。人間の住む環境は、植物からすれば、かなり激しく環境が変化します。例えば、山や森を切り開いたり、アスファルトを敷いたり、地面しかなかった場所に高層ビルが建ったり、といった具合にCタイプやSタイプでは環境が撹乱されすぎて生育できない環境となっています。これに適応したのがRタイプ、俗に言う雑草です。

 

やっとこさ、前提を述べられたので、本題である、雑草の特性について、です。上記のRタイプの特徴から、雑草とは、人間がいる環境だからこそ生えることができる植物だと言えます。もっと言えば、人間がより良い生活をしようとする活動を自らの種の存続に利用している植物です。

 

どのように利用しているのか?

 

例えば、人間は邪魔な植物を引っこ抜いたりしますが、この引っこ抜く際の刺激によって、地中に眠っていた種が目覚めたりします。この外的刺激による発芽は、植物の基本的な性質の一つで、雑草特有の性質ではありません。ただ、C・Sタイプの植物が気候の変化など自然的原因で発芽する(例えば、春に発芽する植物が夏に発芽しないように)のに対して、Rタイプは人間が生活環境を整えようと環境を変化させることを原因として発芽するという、人間にとって、とても嫌らしい性質をしているという訳です。

 

では、どうすれば雑草に対抗できるのか?答えは「引っこ抜かない、荒さない」です。先程も述べた通り、引っこ抜けば、また生えてくるなら、引っこ抜かず、地面も荒さなければいいのです。それじゃ何もできないじゃないかと思うかもですが、それ以外で対処すればいいのです。例えば、除草剤を撒いたり、金額はかかるが防草シートなどを敷けばいい訳です。雑草が厄介とは言え、植物の生育に必要な、「養分・水・光」が変わるわけでもないし、当然病気にもかかりますから。

以前ブログで、雑草は抜くよりも適度に刈って除草剤する方がいいよ、みたいなこと書いたのですが、あれの根拠がちゃんとあった訳です。まぁ、要するに以前までに言っていた方法以外、結局対策のしようがないということが分かってしまったわけですが(苦笑)。

 

因みにですが、どこかの歌の歌詞に「雑草がアスファルトから生える様を見て、雑草のように過酷な環境でも強く生きよう」的なものがありますが、C-S-R戦略をもとに考えると、「アスファルトのような過酷な環境でも生えることが出来る」のではなく、「アスファルトのような他の植物と生存競争することがない場所でしか生えることが出来ない」と考えるのが正しいのです。要するに、雑草とは他の植物とタイマンで競争したら負けてしまうので、競争する必要のない場所で生えているということです。

じゃあ、雑草に養分とられて生育が阻害される作物がなぜ出てくるのか、と言いますと、タイマンで負けるなら集団で囲ってリンチしようみたいな戦略を雑草がとるからですね。雑草というのは個としては短命で植物最弱ですが、種を残すという一点については最強です。短期間で発芽から枯れるまでを繰り返すので、環境の変化に、種としては、物凄く強いのです。その性質が今日まで、雑草が繁殖し続けることが出来る理由という訳です。

 

とまぁ、雑草の凄さ(あるいは、厭らしさか?)が分かったところで、今回は終わりとします。では、また次回に。

今からでも遅くない! 除草剤のススメ

2022年04月07日
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こんにちは。今回は前回(読んでいる人あんまりいないけど)予告したんで、私がオススメする除草剤について書いていこうと思います。

 

では、さっそく!と行く前に、前置きを少し、ぶっちゃけ話。市販の除草剤には様々な企業のものがありますが、実は中身基本一緒なので、どれ買っても効果的にはあんまり変わらないんですよねヾ(・ε・。)ォィォィ

では、オススメとかないじゃん、と思うでしょうが、効果は同じでも、使い勝手やコスパは違ってくるもので、今回はそう言った部分でのオススメになります。

 

では、今度こそ紹介していきましょう!私がオススメしたいのはコチラ!

住友化学園芸さんから販売している水で薄めて使う除草剤「草退治メガロングFL」¥1,980

オススメポイントは、なんと言っても、自分で濃い除草液を作れる点と単純にコスパがいいこと。この除草剤で一番濃い濃度で除草液を作る場合、この1本で3リットル以上作ることができ、希釈の必要ないものと比べると1.5倍のコスパなんですよ。確かにわざわざ希釈する手間はありますが、水で薄めるだけの手間ですから、1.5倍のコスパならこちらの方が手間を含めて考えても断然オススメです。

ただ、使用上の注意点もいくつかあります。

まず①除草液を作る際には、密閉できる容器で作ることです。この除草剤、かなり粘性が強いので、ペットボトル等の密閉できる容器で容器ごと振ったりしないと中々溶けません。

次に②除草液が肌にかからないようにすることです。この除草液、メチャクチャ強力です。それこそ、雑草に朝にかけておけば夜には枯れているというくらいには強力で、先日、私が手にかかってしまった時には、手を洗う場所がなく仕方なく放置していたら、ちょっと手痺れてきましたからね。ヤッバと思いすぐコンビニに入って石鹸で手洗いましたよ。一番濃い濃度で作っていたからというのはあったでしょうが、それくらい危険でもあります。

で、これは注意点というより愚痴ですが、③付属の計量カップの目盛りが除草剤入れると透明な為、見えなくなることです。この除草剤は白色なんですが、これを計量カップにそそぐとカップの目盛りがホトンッド見えない。よーく見れば見えますけど、マジで見えない。上の写真で計量カップの部分に文字書いているのは、こうしないと見えないからですね。

最後に④使うのであれば、蓄圧式の噴霧器を使うことです。これは、使い勝手の問題ですね。リセッシュとか見たいな普通の手動のスプレー容器でも少しの範囲に対して使うのなら問題はないと思うのですが、1か所に対して結構な回数スプレーしないとなので、腱鞘炎なるわ!ってくらいキツイです。その点、押し続ければ出続ける蓄圧式の噴霧器は大変快適です。因みに私が使っている噴霧器はコーナンで¥800弱で売っていたものです(下写真)。2リットル入るし、噴霧具合をノズルの先で変えれたり、スイッチ部分は押した状態を固定できるようになっているので、割と便利に使っています。ただ、スイッチを押さない状態で固定することはできないので、私の場合は、写真のように取っ手部分に錐で穴をあけて、いらない六角レンチぶっさして、誤作動防止にしています。

あと、こういった噴霧器を使う場合には、噴霧器の容器事態に直接除草剤入れて水で希釈すると思うのですが、その場合は水を先に入れておいた方がいいです。なぜかというと、先に除草剤入れてから水を入れると、メッチャ泡立つんですよ。粘性が強いから、泡立ったら全然消えてくれないんですよね(苦笑)。下の写真みたいな感じですね。下の写真は、泡がちょっと引いた後に撮影したものなので、泡少なめですけど、この写真の数分前まで容器から泡溢れそうになってましたからね。

 

一応最後に、今回紹介の除草剤は強力ですが、より効果的に使う為には、使用の前にある程度は草刈りしておく必要があります。これに関してはこの除草剤だけでなく、商品の説明書きを読むと実は書いてあったりします。こういうのに「草刈り必要とかメンドー」「振りかけるだけで効果ある除草剤ないのかよ」とか思われる方いますけど、そのレベルだと市販では取り扱っていない(というか取り扱ってはいけない)レベルです。使用するのに特別な認可やらが必要になります。なので、それくらいの手間を面倒でもかけてください。

とまあ、今回はこの辺で。ではまた次回。

樹木伐採工事完了しました。

2022年03月19日
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こんにちは。早速ですが、タイトルの通り、前回の樹木伐採工事が完了しましたので、この度、ブログにUPしに来ました。という訳で、さっそく写真です。

工事前

 

工事中(伐採後、フェンス復旧前)

 

 

工事後

前回に工事前の写真は載せていたのですが、差を分かりやすくするために再度載せました。見てください。工事前と工事後の差を!

工事前はフェンスで隠れなかったどころか、ドーンッ!と主張の激しかった木がフェンスで全然見えません。スッキリして、見ているだけでも気持ちがいいものです。

あ~、ホントに良かった・・・とだけ考えられたら、もっと良かったのですが、これから、しばらくは定期的に除草剤を撒いて、場合によっては再生してきた枝を切りに通う必要があります。まぁ、この物件は弊社で管理している物件ですので、2か月に1回は必ず点検に行くので、そこまで労力を割く必要がないのは、不幸中の幸いでした。

まぁ、ちょっと面倒なことは残ってますが、今後、この木でのことに悩まされることがないと考えると管理会社である弊社としても断然プラスの仕事だったと思います。

次回はおススメの除草剤とか紹介出来たらなぁとか、考えてますので、気になる方は次回も読みに来てください。という訳で、今回はこの辺で。