こんにちは。暑いですね~。今の時期は梅雨らしいですが、めちゃくちゃ晴れてますね。1週間前に見た天気予報では、雨だったような気もしますが、この時期の天気予報は当たらないなぁ、と感じています。まぁ、あくまで予報でしかない天気予報について愚痴っても仕方ないので、今回のブログの話をしていきます。
タイトルにある通り、弊社の駐輪場の床を私が塗装しました。駐輪場と言っても、非常梯子を降ろすスペースがもったいないから、駐輪場として使っているだけの小さいスペースですが。下写真の左が施工前、右が施工後です。
やってみた感想としては、養生が思っているよりも難しい、でした。養生テープを貼ってから塗装したのですが、塗装し終わってからテープを剥がしたら、何か所か塗料がはみ出てました。原因は養生テープをしっかり貼れていなかった為でした。塗装業者はなんてことないようにやっていますが、やっぱすごいんだなぁと改めて思いました。
とまぁ、感想はこんな感じで終わりにして、次回の為にどうすれば塗料がはみ出なかったか考えてみました。今回の養生は下写真のようにしたのですが、この写真のテープの下に粗面用のマスキングテープを貼ってから写真のように養生テープを貼れば、良かったのではないかと考えました。今回のことで分かったのですが、写真の緑色の養生テープは凹凸のある面には不向きです。なので、予め、凹凸があってもしっかり貼れるテープを貼っておこう、というわけです。
たぶん塗装業者的には当たり前なのかもしれないですが…。
土間やベランダ、外壁を自分で塗装しようと考えている方は、今回の私の失敗を教訓にして、しっかり養生してから塗装しましょう。そんな訳で今回は失礼します。
こんにちは。そろそろ梅雨の時期になりますね。梅雨といえば、皆さんは何を思い浮かべますか?私の場合は、雨漏り一択です。三基建設に入社してから2年目には既にこの認識になってしまいましたね(苦笑)。
今回は、三基建設で9年間働いていて見知った雨漏りのアレコレについて話していこうと思います。
まずは雨漏りしやすい建物についてお話ししていきます。
雨漏りしやすい建物にはいくつか条件があります。
①築10年以上
②屋根が角波鋼板またはスレート
③屋上がある
④煙突型の換気扇が付いている
⑤周辺に鳥が多い
とまぁ、条件はこんな感じになります。順番に説明します。
①築10年以上経つと外壁な屋根の目地やパッキンが劣化して、ヒビ割れたりしてしまいます。すると、そういったヒビから雨が入ってしまいます。②以下でも度々説明しますが、風雨から建物を守ってくれている外壁材・屋根材が劣化してしまうわけです。
②屋根が角波鋼板やスレートの場合、これらの屋根材に穴を開けて梁にボルトで固定することになります。ボルトで固定する際に①でも述べているパッキンを使用する為、このパッキンが劣化するとそこから雨漏りしてしまいます。また、スレートの場合は劣化や台風・地震によりヒビ割れてしまうことがあります。
③屋上がある場合、新築時に屋上防水を施しますが、年数により劣化すると雨漏りします。また、屋上の縁の部分、パラペットと呼ばれる箇所は笠木という雨除けがついているのですが、この笠木を固定するためにビスやボルトを使用する為、その固定している箇所のコーキング等の防雨材が劣化すると雨漏りします。
④煙突型換気扇は、下から吹き込む風には無力です。他の形状の換気扇にも言えることですが、換気扇は直に外と繋がる場所である為、風の向きによってはどんな対処をしても雨が侵入してしまいます。
⑤周辺に鳥が多いと樋の中に巣を作られたり、ゴミを入れられたりすることがあります。そうすると樋が詰まり、雨が溢れてしまい、その溢れた雨水により壁が劣化して、その劣化した箇所から雨漏りするということがあります。
また、スレート屋根の場合に明かり取りとしてFRPという透明な屋根材を使用するのですが、このFRPは劣化すると何故かカラスにつつかれれて穴を開けられてしまいます。嘘だと思うかもしれませんが、弊社で管理している物件で実際にあったことです。コチラはかなり特殊な事例ですが・・・。
雨漏りしやすい建物については、こんなところです。ここからは雨漏りの補修に関して説明しようかと思っていたのですが、雨漏りの補修に関しては基本的に劣化している建材やコーキングを交換するしかありません。なので、雨漏り補修でコレだけはやっちゃダメということを最後に書いて、今回は終わりにします。
塗装工事
美観のために塗装工事することは問題ないのですが、雨漏り原因を突き止めずに、塗装工事で雨漏りを補修すると、塗装が劣化すれば必ずまた同じ箇所で雨漏りします。さらに言えば、塗装業者は雨漏りを補修する為に工事をしていない為、塗装工事とは関係ない箇所が原因であった場合には、当然工事後も雨漏りし続けることになります。その結果、塗装工事後にも関わらず、雨漏り補修で費用がかかることになる上、せっかく建物が綺麗になったのに、雨漏り補修の為にコーキング等で汚すことになります。
そんなわけなので、雨漏り補修の際は必ず原因を突き止めましょう。
では、今回はこんなところで失礼します。
こんにちは。最近は急に暑くなってきましたね。もはや夏でもないのに、真夏日とかどういことなんだと思う今日この頃です。
でまぁ、こう暑くなると一気に雑草が生えてきて更に憂鬱になるというね。
まあそんなわけなんで、今回は雑草を除去する道具、草刈機を十全に扱う為に必要な話をしようかと思います(因みに今回話す草刈機は下のような形の奴に関してです)。
結論から言いますと、草刈機を十全に扱うために重要なことは正しい刃を使うこと、です。刃、つまり替え刃です。草刈機を購入するとデフォルトで刃が付いてくるのですが、この刃は芝生みたいな柔らかい草を刈るのには向いているのですが、竹やススキのような硬い草や雑木を刈るのには、全然向いていません。
草刈機を初めて購入したような方だと、この刃の違いによる草刈りの効率の違いが分からない為、効率が物凄く悪い方法で草刈りしていたりする訳です。その結果、草刈機全然使えないじゃないか、と草刈機に悪口言ったりする訳です。道具に当たるとか最低ですよね。
まぁ私のことなんですが(笑)。
そんなことはさておき、ネットで調べたりホームセンターに行けば、すぐわかるのですが、本当に色々なタイプの替え刃があります。ただ、基本的には硬い草を切る用と柔らかい草を切る用の2種類あれば素人としては十分です。ちなみに硬い草用のもので柔らかい草を切るのは効率が悪いのでオススメしません。なので、ちゃんと場合に応じて付け替えましょう。
本当ならオススメの物とか紹介したいところなのですが、私もつい最近知ったばかりの素人なので、オススメできるほど、商品を知らないのでできません。ただ、そんな素人に毛が生えたような私でも替え刃選びで言えることが1つだけあるので、今回は最後にそれだけは伝えます。
替え刃の大きさには気をつけよう。
どういうことかと言いますと、替え刃には230mmのものと255mmというちょっと大きいサイズのものがあるのですが、草刈機の馬力に応じて付けられるサイズが決まっています。なので、大きい方がいっぱい切れるやろ、とか浅い考えで大きい方を買うと、自分の持っている草刈機では使えなかった、みたいなことになります。
そんなわけなんで、替え刃を買う時は今付いている刃を直接持って行ってホームセンターで買うのが、間違いないです。
そんなところで今回のはなしは終わろうかと思います。読んでいただきありがとうございました。
こんにちは。突然ですが問題です。一斗缶の1斗とは何Lのことでしょうか?
この問題に即答できる人は、案外少ないのではないでしょうか?ちなみに問題の答えは18Lです。
他にも、建材の大きさを表す際に「尺」という単位をよく用いるのですが、建築にかかわる人以外は、1尺、2尺と言われても、具体的にどの程度の大きさか想像できないのではないでしょうか?
今回はそんな一般になじみのない単位についての話をしていこうと思います。
まず、問題にも出した「斗」という単位について。あまり聞きなじみはないでしょうが、実はこの単位、お米の体積を量る際に使われていた単位なのです。皆さんもお米を炊くときに「1合、2合」というふうに、「合」という単位を使っていますよね。「1斗」というのは実は「100合」のことなんです。つまり「1合=180ml」ということです。ちなみに「10合」で「1升」になりますので、「10升」で「1斗」ということになります。だから、1升瓶とは、1.8Lの瓶ということになります。
せっかくお米の話が出たので、そのまま流れで「斗」より上の「俵」と「石(コク)」についても述べておきましょう。「4斗=1俵」で、「10斗=1石」になります。他が10倍ずつなのに「1俵」が「4斗」と中途半端なのは、昔の税金、つまりは年貢の税率の問題で、「4斗(正確には3斗7升)」を収める必要があった為で、4斗、8斗と数えると面倒だから、それに相当する単位を作った為ですね。
次に「尺」について。1尺は約30cm(30.3cm)になります。この長さは人間の肘から手首まで(尺骨)の長さだと言われています。工事の材料としてよく使われるのは6尺なんですが、コレは昔は人の身長が5尺3寸、つまり約160cmであった為です。ちなみに、この「寸」は「10寸=1尺」となります。
長さの単位には他に「1寸」のさらに10分の一である「分」と「1尺」の6倍である「間(けん)」があります。
まぁ現代では「尺」以外はほぼ使わないですがね。
さらにちなみの話をすると、畳の長さは6尺を基準にしています(畳の大きさは地域により変わる為、6尺より短い場合もあります)。畳の他にも、扉の大きさも6尺が基準になっています。また、窓の大きさは大体3尺が基準になっていたりしています。
とまぁ、こんな感じで、人の身近にあるものは「尺」を用いることが多いですね。
最後に「メートル」や「グラム」と言った国際基準の単位があっても「斗」や「尺」を用いるのは、人の体を基準にした単位である為、人の使う道具や住居には、こちらの方が使いやすい為です。今回の話を知らないとなんでこんなに中途半端なのかと、お思いになるでしょうが、知っていれば、非常に使いやすい単位ですので、このブログを読んでいる方はこの機会に有効活用してみてはいかがでしょうか?
今回はそんな感じで終わろうと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。
ハイ。というわけで、雑草対策に関する話です。今までも私はこのブログで雑草や除草剤に関する話(下のリンク)をしてきたのですが、今回は前回に雑草に関する話をしてからの1年間で新たに気づいた雑草についての話をしていこうかと思います。
ではさっそくですが、結論から話しましょう。
「雑草が生えるには生える為の空間が必要である。」
何を当たり前のことを、と思うでしょうが、雑草をどうにかしようとするなら、この至極当たり前なこの前提情報をしっかり理解しておく必要があります。何故こんな当たり前のことを言うのかとと言いますと、そもそも植物の生育に必要な物と言われ、真っ先に「空間」を答える人がほとんどいない、もしくは答えにすら出さない人が多いからです。大抵、「水、光、栄養(肥料)」の3つを真っ先に挙げるのではないでしょうか?
以前、雑草を除去するには、上記の「水、光、栄養」のどれかを阻害すればいい、という感じの話をしましたが、それら3つをどうにかする以前に、そもそもの前提である生える為の「空間」をどうにかする方が手っ取り早く、そして除草の効率がいい、というのが今回の話です。
どのように雑草から「空間」を奪うのか?
私のオススメの方法は、雑草を抜かずに10~20cm程に高さになるよう切り揃えてから液体タイプの除草剤を散布する方法です。以前から何度も言ってきているのですが、雑草対策は抜かないことが、非常に重要です。以前までは、地中に根が残ったり、抜いた際の刺激で地中の種が発芽する為、抜いてはいけない、という話でしたが、今回の理由は、枯れた雑草がその場に残り続けることで、他の雑草が生育するのに必要な空間を埋める為、です。
雑草が既に生えている場所に、新たに雑草が生えることはほとんどないのです。これは雑草だけでなく植物全体に言えることです。花だけ見ると隙間の見えない花畑でも、茎を見れば、他の植物から離れているのが見て取れるでしょう。これと同様に雑草も雑草同士の間には空間が必要ですから、こういった方法がとれるわけです。
この方法のメリットとデメリットですが、メリットは特別な道具が不要でコストが低い点、デメリットは枯れた雑草が残り続けるのであまり美観がよろしくない点、でしょう。また、他に美観などの理由で意図して植えている植物があった場合に除草剤の散布には気を付けなければならないことや次に挙げる方法よりは手間がかかってしまうことも、デメリットと言えなくはないかもしれません。
他の方法としては、防草シートやアスファルト・コンクリートで完全に「空間」を埋めてしまうことが挙げられるでしょう。この方法は効果が長期に及ぶのがメリットで、コストが高いことがデメリットと言えます。防草シートが「空間」を埋めているというと、違和感があるでしょうが、防草シートというものは、地中への光をなくすと同時に、新たに外部からやってくる種子が発芽し、根が張る「空間」を埋めているので、ここに分類しました。
とまぁそんな訳で、改めて今回のまとめ。
雑草は抜くのではなく、刈りましょう。そのあとに液体タイプの除草剤を散布しましょう。
という訳で、終わり。の前に因みになんですが、液状の葉から根を枯らすタイプの除草剤は散布した箇所にか効果がないので、すぐ近くに他の植物があっても、問題はありません。ただ、粒状のものは地中から根を通して除草剤の成分が浸透していくので、ダメです。
では、今回はこれにて終わりとします。除草作業の参考になれば幸いです。
「除草剤の効果」
「除草作業の注意点」
こんにちは。以前私はこのブログで1畳の大きさに関して話しました。皆さんの中には、1畳のサイズ(東京サイズ 176cm×88cm=1.54㎡)を聞いて、なんか中途半端な数字だな、とお思いの方もいたのではないでしょうか?
その理由は、1畳という単位が成人1人が寝転がれる面積を指すからです。このサイズでは足はみ出すよー、という方もいるでしょうが、昔の日本人を基準にしているので、このサイズになるわけです。
このように人間の身体を基準にして物の大きさや重さを表す方法を身体尺、あるいはヤード・ポンド法と言います。また、普段私たちが使用するメートルやグラムで表す方法をメートル法と言います。
先ほどの1畳の例のように身体尺での単位はメートル法で直すと非常に中途半端で一見して使いづらいように見えますが、今日まで残っている理由は、実はある側面から見るとメートル法より非常に分かりやすいからなんです。
その理由とは、人間の感覚的には非常に想像しやすいから、です。どういうことか?
例えば、先程の1畳の話を知っていれば、6畳の部屋があったとすると、この部屋には単純に6人が寝転がるスペースがある、と想像できますよね。これが、メートル法換算で9.24㎡の部屋、と言われても、その部屋の広さを想像することは難しいでしょう。
このように、人の体、もっと言えば、自分の体を基準にできるので、身体尺は日常生活においては、メートル法より使いやすいわけです。
ちなみに、ヤード・ポンド法のポンドという単位は、大体450グラムなんですが、これは欧米人が1日に食べる小麦粉の量を表しています。要するに、1ポンドとは1日生きるのに必要な食べ物の量、というわけでです。
さらにちなみに、日本でこれに該当する単位がお米の量である1合、1合とかの「合」です。1合というのは、1食分のお米の量を指していて、グラムに直すと150グラムくらいなります。つまり、1ポンド=3合で大体合っているわけです。
ここでも、お米1食1合も食べないという意見もあるでしょうが、昔のおかずとかあまりない時代の話なので、その辺は適度にスルーしていただくようお願いします。
まぁ、おかずがあったとしても、主食との総量としては1食150グラムは今でも、適用できるので、目安にすると分かりやすいわけです。
さらにさらにちなみに、ポンド砲という大砲がありますが、なぜポンド砲と言うかと言いますと、1ポンドの砲弾(鉄球+火薬+信管)=敵1人をこの世から御退場いただける重さ、だからです。だから、漫画のワンピースでゾロが「100ポンド砲」とか言う技を使ってましたが、アレは100人分、と言うことですね。
他にも身体尺の単位はあるので、どう言う由来か調べると日常生活に役立つと思いますので調べてみてはどうでしょうか?
そんなわけで、長くなりましたが、今回はこの辺りで終わりとします。
こんにちは。今回はタイトルにある通り、1畳の大きさについて話していこうと思います。
結論から言いますと、大体 1.62m² となります。何故大体かと言いますと、地域によって大きさが異なる為です。一応、不動産の表示に関する公正競争規約施行規則「物件の内容・取引条件等に係る表示基準」で1.62㎡以上と定義されていますが、不動産広告にある1畳は畳1枚分の大きさのことを指し、地域の畳業界によって大きさがマチマチなんです。
因みに。関東の1畳は176cm×88cm=1.54㎡と一番小さかったりします。これは、かつてのゼネコンが「経費削減したいけど、広告の面積を小さく表示したくないなぁ。何か方法はないか?そうだ!畳で表記すれば、いいんだ。1畳には統一規格がないから、嘘にはならないし最高じゃん」みたいな感じで、小さくしたためと言われています。
ですので、地方から東京に来て、部屋を借りようとするときは、地元と同じ感覚でいると、「あれ?なんか小さくない?」みたいな感じになるので注意しましょう。
そんな訳で、今回は終わりです。参考になれば幸いです。
こんにちは。ここ2週間に2件も下水管の詰まりが管理物件で起こりました。原因はどちらもテナント様が一切関与しないことでした。特に1件はかなり珍しい原因だったので、今回はこの2件の詰まりに関して紹介しようと思います。
まず1件目。お昼過ぎにお客様から連絡あり、夕方頃に現地に確認に行きました。外の汚水桝から逆流してきた汚水があふれており、おそらくこの桝以降の配管内で詰まっているだろうと当初は考えていました。まあ念の為、汚水のあふれていた枡の1つ先の桝を開けてみようと考え、開けてみると衝撃の光景が広がっておりました。
なんと、大量の排泄物が直径100mmくらいある配管にパンパンに詰まっておりました。普段の作業であれば、作業前の写真を撮るのですが、撮影したらダメな奴だと、瞬時に判断できるほど、ちょっと、いや、かなりヤバい絵面でした。
とにかく勢いよく詰まっている排泄物に水を当てて、ほぐしつつ、1時間ほど水を流し続けて、何とか詰まりを解消しました。
原因は地震等により配管の勾配が緩やかになってしまっていることと、古いコンクリート製の枡が経年劣化により配管とのジョイント部分が摩耗し、凹みができてしまったことで、そこに汚物が溜まるようになってしまったことだと考えられます。下の写真はこの現場の作業後の桝内部を撮影したものですが、赤三角で囲っている箇所が摩耗により凹んでしまっています。
このようなケースの場合、対処法は、桝の交換が必要で、今回の場合は、勾配もなくなってきているので、一度地面を掘り、配管の勾配を直してあげる必要があります。施工する長さにもよりますが、中々大がかりの工事となります。
次に2件目。こちらは、お客様からこういうことがあったと後日聞いた話です。
なんでも、配管内に木の根っこが詰まっており、それが原因で配管が詰まったとのことです。私も最初信じられなかったのですが、調べてみると実際にそういう事例はかなりの数あるらしいです。どうやって期の根っこが配管内に侵入するかと言いますと、桝から侵入するか、もしくは配管に罅割れがあり、そこから侵入するケースがあるとのことです。
対処法としては、桝から侵入しているケースで言えば、侵入経路である枡の隙間や罅割れを塞ぎ、配管内の根っこを切断することで対処可能とのことです。また、配管の罅から侵入するケースの場合は、地面を掘り、罅のある個所の配管を交換することで対処できるとのことです。
今回はちょっと珍しいケースでしたので、このブログで紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか?
2件目についてはかなり珍しいかなぁ、と個人的には思います。ただ、周りに草木があり、下水管を敷いたのが、かなり前であれば、起こりうることでもあります。なんか、水の流れ悪い気がするとか、悪臭がするとかあるのであれば、疑ってみてもいいかもしれません。
今回は以上です。参考になれば、幸いです。
最近、弊社ではエンジン式草刈り機から電動草刈り機に買い換えました。買い換えた理由は、主に今まで使っていたものが壊れてしまったからなのですが、他にも、近所のガソリンスタンドでは携行缶でのガソリンの購入ができなくなり、ガソリンの入手が困難になったことも理由です。
購入したのは、マキタの最新の電動草刈り機「MUR369UDG2」です。18Vバッテリー2つで動くものとなっています(下写真)。
購入金額は約7万円と少々お高いのですが、実際に使ってみて、金額相応以上の性能を持っていると感じました。今回はこの草刈り機がどういった部分が優れていたか、どういった欠点があるかを書いていこうと思います。
まず優れている点から。主に3つあります。
①バッテリー式であること
②エンジン式と同等の馬力
③楽々モードがあること(3枚目の写真右下のボタン)
これら3つがそうです。まず①についてです。こちらは、この製品というよりバッテリー式のメリットになります。どういったメリットかというと、重量の軽さ、手入れの簡易さ、駆動音の静かさの3つになります。エンジン式の場合、エンジンモーターが一体となっているので、どうしても重量がそれなりに重くなりますし、手入れもモーターの手入れが必要になりますので、中々難しかったりしますし、エンジンなので当然うるさいのですが、バッテリー式はそれらがないので、取り扱いは非常に楽になっています。
次に②について。通常、バッテリー式のものはエンジン式に比べ、馬力に劣る部分があるのですが、この製品は18Vバッテリーを2つ、計36Vとなっているので、エンジン式と変わらぬ馬力での運転が可能となっています。
最後に③について。この製品は、回転の強さを「低速、中速、高速」の3段階に任意に変えることができるのですが、この回転速度を刈り取る草の硬さに応じて、自動で変更してくれるのが、この楽々モードになります。私としては、最初は必要ないかとも思っていたのですが、実際に使ってみると、これが意外と役に立つ。使わずに草刈りしてみましたが、草の種類に合わせて回転速度を変えるのは、かなり面倒で、最終的には常に高速回転にしてました。その結果、バッテリーすぐに切れてしまうという事態になっちゃいましたが、楽々モードはその面倒な点を自動でやってくれるので、結果的に稼働時間の延長に繋がりました。
次に欠点、使いづらいと感じた点。
①バッテリー式の為、稼働時間が短い。
②稼働レバーが若干使いづらい。
まず①。先にも述べましたが、高速回転だと割とすぐバッテリー切れします。大体20分程ですかね。低速でもそれなりの草を刈れますが、稼働時間は50分程とあまり広い場所をやろうとするには、向かないと言わざる負えません。
次に②。これは、使ってみた感想ですが、この製品を稼働させるのには電源を入れてから稼働スイッチを押すのですが、これを誤って押して稼働してしまわないように、反対側にロックスイッチがついていて、このロックスイッチを押しながらレバーを押すことで稼働できます(下写真、左の赤が稼働、右の赤がロック)。これが、ずっと押していると疲れる。
総評。20、30分程使用するには、十分どころか十二分だが、長時間使用するには、若干の難がある。と言ったところです。
個人的には、弊社では長時間使うということもおそらくないし、使用頻度も少ないでしょうから、大変満足いく商品でした。
このブログを読んでいる方で、草刈機を新調しようと考えている方がいるなら、参考にしていただければ幸いです。草刈機買うのに、態々不動産会社のブログを読みにくる方がいるかどうかは、分かりませんが(苦笑)。
今回は、ここらで終わろうと思います。
こんいちは。9月になりましたが、まだまだ暑い日が続きますねぇ。暑くなると排水口から臭いが上がってきますよねぇ。困りますねぇ。
という訳で(強引)、今回はそんな台所シンク下の排水管が蛇腹管の場合での臭いの解消方法についてお話をさせていただこうかと思います。
排水口の臭いを取る為の定番アイテムと言えば、皆さんご存じのパイプユニッシュなわけですが、実はパイプユニッシュはすべての排水管に対応しているわけではありません。パイプユニッシュに最も適している排水管はS字管と言われるSを横倒しにしたような形状の管(下写真左)に対してで、蛇腹管(下写真右)のように排水管内に水を溜めることができないタイプの管には、実は不向きです。というのも、パイプユニッシュは粘性が高いとはいえ液体である為、より効果があるのはS字管の水の溜まる部分になるので、ほとんど一直線に落ちていってしまう蛇腹管ではどうしても効果が薄くなってしまう訳です。
では、蛇腹管がついている場合はどのように臭いを解消すればいいのか?
答えは、蛇腹管の交換です。
排水管の交換と言われると、「素人だし、そんなのできっこないよ。工具もないし」と思われる方もいるかもしれませんが、大丈夫です。蛇腹管の交換に関して言えば、工具は一切必要ないので、全く問題ありません。
蛇腹管の交換の仕方を説明する前に、シンク下が蛇腹管の場合の臭いの原因について説明しておきます。蛇腹管での臭いの原因は、蛇腹管内の蛇腹部分の汚れが付着することです。この部分の汚れは、形状の問題なので、どうしようもないわけです。また、蛇腹管と排水口の接続部分(下写真)の内部に溜まった汚れによっても臭いが上がってきます。後者の汚れはともかく、蛇腹管内の汚れを取るのは非常に困難で、汚れを取るよりは交換した方が早いし安上がりになります。
では、交換の方法ですが、まずは排水口の水切りかご内にゴミがないようにしましょう。これをしておかないと、蛇腹管を外した時に汚い水が下に垂れてしまうので、なるべくやりましょう。蛇腹管を撤去した後にバケツなどの水を溜めて置ける容器を下に置くと更に良いでしょう。
次に下写真のように穴隠しがたぶんついているのでこれを外します(左の写真の状態)。鉤爪で引っかかっているだけなので、上に引き上げたら簡単に取れます(場合によっては。ビスで止められている場合あり)。
穴隠しが取れたら、蛇腹管の上部接続部分(2つ上の写真)を回して外します。ゴム手袋をして回すと取りやすいです。
その次に、下の接続部分を引っこ抜きます。この部分は下にある配管に刺さっているだけですので、特に力はいりません。引っこ抜くと右写真のように黒い部品がついているのが見えます。この部品はパッキンです。蛇腹管をホームセンターで購入する場合はこの部品も忘れずに購入するようにしましょう。蛇腹管から臭いが上がる場合、大抵はこの部分もダメになっています。
これで、古い蛇腹管を取ることができました。あとは、古い蛇腹管に引っかかっている穴隠しを蛇腹管から引き抜き新しい管に引っ掛け直し、その後に新たなパッキンも蛇腹管に取り付けたら、先ほどの手順を逆にしていけば、交換完了です。
どうですか?そんなに難しくなさそうでしょ。
えっ?適合するサイズの蛇腹管を購入できるか不安?
大丈夫です。最近はどのタイプでも適合できるようにサイズごとの部品が全て入っているタイプの商品がホームセンターでは売られています。こんな感じのやつです。ほぼすべての蛇腹管は下の写真の接続部径40か50の物ですので、これで大丈夫です。ちなみに金額は2つ合わせて¥2,000行かないくらいです。
とまあ、蛇腹管の臭い対策を説明できましたので、今回はこのあたりで失礼します。